積読書店員のつくりかた

とある書店員が気ままに書く、本と本屋さんとそれをつなぐ人々についてのつぶやき。書店と読書とイベントな日々、ときどき趣味。

6月18日放送のアメトーク『読書芸人』 第2弾で取り上げられた本をまとめてみた



『読書芸人』の放送内容あらすじ

待望のアメトーク『読書芸人』回が、本の魅力を語りつくしてくれましたね!!

3年ぶりの企画でしたが前回第一弾同様に、ピース又吉さんとオードリー若林さん、光浦さんと、初出演のモデルの市川さん、そして雨上がり決死隊のお二人宮迫さん・蛍原さんが、紀伊國屋さんで「オススメ本紹介」で33作品を紹介して、そのまま新宿本店さんを練り歩きながらのトーク「書店の歩き方」。

そして森の図書室に移動して、読書に関するトーク「読書好きからの質問」と神田古書街を歩いての「古書店巡り」、三省堂神保町店さんでの「本屋あるある」。

個人的にはもうちょっと尺が欲しいところでしたが、みなさま気になる1冊は見つけられましたか?

この記事は、書店員用の備忘録としてもお使いいただけます。キングダムのような効果あるかなぁ。

↓最新の第3弾まとめはこちら↓

(追記)録画見ながら情報追加&読みにくい箇所訂正しました!

(追記の追記)熊本地震の影響で自宅が被災した状況もあり、勝手ながら2016年5月よりアソシエイトを導入させていただきましたことをご報告するとともにお詫び申し上げます。ちなみに……いずれの作品もamazonへのリンクをはっておりますが、私へは一銭も入りませんのでご安心してリンク先をご覧ください(笑)
(追記)なにより書店員としては、本の紹介をしてお金いただくのが心情的にできないのでございます…。

アメトーク『読書芸人』

6月18日(木)放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日・ABC系)に、「読書芸人」としてピース又吉、オアシズ光浦、オードリー若林の3人が出演する。

アメトーーク!でこの「読書芸人」企画が展開されるのは2012年2月以来。今回は「本の魅力は実際に手にとって見るのが一番」という又吉の提案で、東京・新宿の紀伊國屋書店など数カ所を、3人とMCの雨上がり決死隊、モデルの市川紗椰が巡る。

アメトーーク!でオールロケ「読書芸人」又吉、光浦、若林が書店へ - お笑いナタリー

又吉大先生(出版業界での重用ぶり)

放送でも取り上げられていましたが、いまの業界は又吉さんを救世主に崇めて(笑)、帯や解説を依頼することが多いのが実情です。例えばおすすめ本で取り上げられた『教団X』をお書きになった中村文則さんの『銃 (河出文庫)』の帯。

そして、紹介の執筆を依頼されることはもちろんで、作品自体も前代未聞な、単行本「 現状42万部」という『火花』。また掲載された『文学界』は、異例の雑誌として、しかも文芸誌の増刷、再増刷という凄まじい記録&記憶を作ってくれました。

出版社のフェア企画にも、名前が使われるほど訴求効果がすごいんです。

(参照記事)ピース又吉さんの「火花」、三島由紀夫賞の候補に:朝日新聞デジタル

さてさて、個人的な紹介までは書き加えきれておりませんが、リンクを張ってますので*1、気になる作品をぜひ店頭で!

単行本で紹介された作品も、文庫があればそちらを紹介しております!

3人のおすすめ本 

ピース又吉さんのおすすめ

光浦さんのおすすめ 

若林さんのおすすめ

おまけ(おすすめ本以外に「本屋の歩き方」やその他トークなどで取り上げられた作品)

オープニング~書店の歩き方

↓帯紹介「世間というのはまったくバカらしく、おそろしい。」

↓帯紹介 爆笑問題太田さん

↓帯紹介 ピース又吉さん

読書好きからの質問~

ロケ地4か所

三省堂書店 | 店舗情報 : 神保町本店 *2

記事の結論

又吉さんがおっしゃってた「新刊で気持ちを高める!」ってのはすごく共感しました。本屋で新刊が目につくと、やっぱり本屋に来た気持ちになります。

また、「書店の歩き方」をチェックして本屋に行ってみたくなりましたよね~(ちょっと強引)。手に取って作品を確認できるのは本屋の強み!

又吉さん
「本屋に行くと発見がある!」

三省堂の書店員さん
「生の本に触れてから買える!」

そんな……本屋さんの店頭で発見して、そしてチェックしてみて下さい♪
アマゾンすら欠品する!?(たぶんしない…)

おまけ

知り合いの書店員さんに教えてもらった、おすすめ本のリンクを見ながら少々涙目なふぃぶりおでした(笑)

アメトーーク!読書芸人オススメの本

(追記)舞台となった、紀伊國屋さんの展開画像とまとめがツイッターに上がってました

(さらに追記)アメトーク放送後の反響

放送されてからの書店での反響は想像以上でした。

特に放送翌日に直木賞ノミネートが発表された『火花』やコメントのあった『教団X』、西さんの『サラバ(上・下)』、『漁港の肉子ちゃん 』、『コインロッカーベイビーズ』といったところは動きも良好、さらには品切というところも多々あったのではないでしょうか。意外なところでは『教養としてのプロレス』も品切店舗が続出していたり。

当ブログのおすすめ関連記事

*1:おそらくほぼカバー出来たハズ…不足分も追記いたしました

*2:三省堂さんだけがリンク表示簡素なんですが…私の意向ではなく、はてなさんの仕様なのであしからず…